サルコペニア。 あなたの筋肉量はどうですか?
高齢者が陥りやすい「サルコペニア」という言葉は聞いたことがありますか?
筋肉の量が減っていくことをいいます。
ではなぜ高齢になるにつれて筋肉が減っていくのでしょうか?
筋肉とは、「運動」という刺激があることで維持できるのです。
高齢になるにつれて仕事の引退や、関節の痛み、疲労感などが増していき
運動する機会も減っていきます。
ヒトの体をビルに例えると、ビルに刺激(=運動)があり、つくりかえ(=新陳代謝)をし
その時にビルを何階建てにするか決めています。
刺激が強ければもっと強くしなければいけない、とビルを強く大きくしていきますが、
刺激がなければ階数(=筋肉)を減らしても構わないと身体が判断します。
こうして作られた結果ビルはサルコペニアという階数が低くもろいビルが完成してしまうのです。
そして驚くことに、筋肉量は40代で徐々に減少し始めるようですが、
早い場合は20代で減り始めることもあるのだとか。
今は動けているから、体が痛くないから大丈夫、と思っていても安心できないですね。
体が低層ビルで良いと判断する前にまずは現状維持、
そして何歳になっても筋肉増強に努めたいものです。
当院には、筋肉量を調べる設備があります。
ぜひお試しください。