お悩み別治療法

子供の肘脱臼・肘内障

お子さんの腕が急に上がらない…。落ち着いて、専門家に相談を!

自分のお子さんが脱臼したらパニックになりますよね。まずは、親御さんが落ち着くことが大切です。初めての方はびっくりされますが、2~4歳、まれに7歳程度の小さなお子さんに見られます。
小さなお子さんに多いのが、肘の脱臼で「肘内障(ちゅうないしょう)」と呼ばれます。
皆さんがイメージする骨と骨の関節で骨が外れる脱臼とは違い、痛みや腫れはないものの腕がダランと下がった状態になる事です。
当院は、保育園からの搬送や口コミなどで、たくさん小さな子供がやってきます。整復には5秒ほどで終わるので、診療時間外の早朝や深夜など患者さんの親御さんから連絡をもらいます。
手が上がらないのでお子さんは肘が動かない、肩が痛いと言う場合があります。また、不安からすぐに動かせない子もいます。不安を少しでも解消してあげるために、来院時は好きなおもちゃやお菓子を持参してください。当院では飴、ラムネを用意してお待ちしております。

お子さんの肘脱臼・肘内障、こんなことでお困りではありませんか?

  • 痛みや腫れはないが、腕がダランと下がっている
  • お子さんが肘が動かない、肩が痛いと言う
  • バンザイのように両腕が上がらない
  • 片腕だけ上がらない
  • 手ブランコをした直後、腕が上がらなくなった

激しい運動をしたわけでもなく、手を引っ張ったり寝返りで手を挟んだり、転んだりした拍子に起こる肘内障。実は親御さんがやる手ブランコで脱臼することも。手ブランコの際にできるだけ上腕を持つ、もしくは掌を内側にして手首を持ってあげる必要があります。
自然にはまってしまい治ったように見えることもありますが、放置するのはあまりおすすめしません。気付いた時点で専門家への受診をお勧めしています。

肘内障は癖になると聞いたが本当?

身体が成長してしっかりしてくると抜けにくくなります。手をつないでいた子供が急に走り出したなど、些細な事で子供の腕は簡単に外れてしまいます。親御さんはこれらを注意することができますが、お子さん同士で元気に遊び回ると偶然肘内障を発生してしまう事もあります。
お子さんが小さいうちは、発生した時に相談できる医療機関等を把握しておくことが必要です。万が一10歳頃でも肘内障を繰り返す場合は骨の異常も考えられるため、早めに整形外科でのレントゲン検査等を受診しましょう。

脱臼と肘内障はなにが違うの?

「肘内障(ちゅうないしょう)」とは、肘の輪状靭帯と橈骨頭がはずれかける「亜脱臼」を起こしてしまった状態であり、輪状靭帯が発達していない1歳未満から6歳くらいのお子さんに多い疾患です。亜脱臼とは、脱臼が完全に関節が外れている状態であるのと比較して関節が外れかかっている、言わば不完全な脱臼状態です。不完全と言っても関節がはずれかかっていることに違いはない為、無理に動かさないなど注意が必要です。

肘内障は家で治せる?

インターネット上に肘内障の治し方の動画が掲載されている場合があります。
特別な機械などいらない為親御さんが見よう見まねで治してあげることもできそうですが、無理して治そうとすると骨折するリスクもあります。また、幼少期に確実に治すことが将来の安心した成長へと繋がります。リスクが高いので早めに専門家へ受診することをお勧めします。
とは言え、大人になっても突然予期せず脱臼をする時があります。繰り返しの経験から独自の脱臼の治し方をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、骨折するおそれもありリスクが高いです。早めに専門家へ受診することをお勧めします。
脱臼が癖になってしまっている場合、治療を行った後の十分な固定期間を設け、リハビリテーション等を行い患部を回復させることで完治させることができます。脱臼の癖付けを防ぎましょう。

 

きよすさくら接骨院での検査と治療法

まずは、お一人お一人のお悩みを聞き、最新の計測機器を用い身体の状態を数値化し、把握するところからスタートいたします。人の手による施術は勿論、超音波治療やEMS、ウォーターベッドなどの機器も用い複合的に治療。苦痛の除去に努めます。

他の接骨院にはない機器や検査がうちにはあります!

一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術

  • 施術時間
  • 痛み箇所、症状
  • 施術内容
  • 機器使用の有無

個々の症状やご希望に合わせ、施術内容をオーダーメイド。症状改善の最短ルートをめざします。

整体・整骨治療

大切なのは「しっかり治す」ことです

お子さんの腕が上がらなくなると不安になるのはもちろんです。ただ、そこで放っておくと変な癖がついてしまいます。しっかり治すことが大切です。